当サイトの管理人も介護の仕事を長く続けている人間です。そして介護の仕事を続ける中で様々な理由によって複数回の転職をしてきました。そうした経験から転職に対してはプラスの印象を持っていますが、転職を成功させキャリアを積み重ねて行く上で、いかに今の仕事を円満に退職することが重要であるのか深く実感しています。そのような思いからこのサイトを立ち上げました。ご意見ご要望などがありましたらこちらのメールフォームまでご連絡ください。
立つ鳥後を濁さず
せっかく働いている職場があるのなら、誰だって長く続けたいと思っているのではないでしょうか。しかし実際問題としてはそうはいかない場合があります。育児や介護など家庭の事情で仕事を辞めなければいけない場合もありますし、単純にその職場に何か嫌なことや不満があって仕事を続けられないという場合もあるでしょう。
このサイトでは特に介護の仕事をしている方向けに、今の仕事を辞めたいと思った時に円満退職をするためのノウハウをお届けしています。
実際ほとんどの人が退職しようと思う動機はマイナスな理由の場合が多いでしょう。例えば給与や労働時間への不満であったり、職場の人間関係への悩みだったりです。しかしそうしたマイナスの理由による退職であっても、退職の意思を職場に伝える時に素直に言ってはいけません。
それというのも、退職後にもおそらくあなたは何か他の仕事をするでしょうが、転職希望先の会社が前職での働きぶりを確認しようと今の勤務先に連絡を取ってくる可能性もあるからです。その場合、本当はとても真面目に誠実に仕事をしていたとしても会社と何かトラブルや揉め事があった場合にわざと悪い評判を伝えられる可能性があります。また転職をするわけではない場合でも、人間どこでまた繋がるかわからないので、関係は良好なものにしておくにこしたことはないのです。立つ鳥後を濁さず、好意的な印象を保ったまま円満退社を迎えましょう。
円満退社のための基本的なポイントは職場に迷惑をかけないことです。だからこそ、職場に何か大きな不満があってそれが理由で退職する場合でもそのことを素直に言って職場の人間関係に波紋を起こすようなことはするべきではないのです。
そしてもう一つ、退職時の引き継ぎは万全の準備をして行いましょう。そのためにも職場に対して退職の意思はなるべく早く伝えるべきです。理想をいえば2ヶ月前には伝えるようにしましょう。きっちり時間を取れれば職場も後任の人事を決めて引き継ぎを問題なく行うことができます。
またこうした職場に対する気遣いの他に、ご自身の退職後の生活や未来のためにきちんと次の仕事を見つけておきましょう。特に貯蓄の維持という意味でも転職のしやすさという意味でも、退職から次の仕事までの空白期間はあまり長くしてはいけません。退職前に次の転職先を見つけられれば理想的です。
今の仕事を続けながら転職活動を行うことは時間的な負担も大きいので大変ですが、そうした勤務中の方の転職活動を支えるためのサービスも多いのでそういったサービスを活用することが大切です。
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引き継ぎの準備に関しては、独りよがりに進めてはいけません。上司にも誰にどの仕事を引き継がせようという構想があるかもしれませんので、まず自分なりに引き継ぐべき仕事をリストアップした上で上司に相談しましょう。また引き継ぎには意外と時間がかかりスケジュールに余裕が無くなる場合も考えられるので、退職日から逆算して計画的に行動するようにしてください。
