円満退職のためにも引き継ぎは丁寧に

円満退職万歳
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2016.4.28

引き継ぎは滞りなくスムーズに

引き継ぎマニュアル


引き継ぎが大事な理由

次の転職先も見つかり上司に対しても退職の意思を伝えれば退職日もすぐに決まりますので、いよいよとなります。そしてここからが円満退社をする上でとても重要なのですが、社内で担当していた仕事の引き継ぎはきちんと行いましょう。
引き継ぎがとても重要な理由は2つあり、1つは職場に対して迷惑をかけないためです。寧ろあの人はあんなに丁寧に引き継ぎをしてくれて素晴らしいというような印象を最後だからこそ残せるように頑張りましょう。今の職場の人たちとどこで再会するかわかりません。
そしてもう1つの理由は、引き継ぎをちゃんと行わず転職した後に、あなたしか分からないことがあれば前の職場の方は転職後であっても聞いてきます。そうすると新しい職場に慣れるための大変な時期に苦労をすることになるので、やはり在職中にきちんと引き継ぎを行った方が良いのです。

業務を振り返り洗い出す

実際の引き継ぎの方法なのですが、まずは現在自分が担当している業務を洗い出しましょう。そして次にこれまで自分が担当してきた全ての業務を洗い出します。その中には既に担当が切れているものもあるかもしれませんが、漏れがあっては大変ですので一旦は全て洗い出します。
そうして担当していた仕事を洗い出したら、引き継ぎを行う業務をリストアップしましょう。その際に全ての業務を同じ重要度とするのではなく、優先度ごとに軽重の差をつけることがポイントになります。

引き継ぎ相手は上司に相談

こうして引き継ぎを行う業務が見えてきたら、上司に対して報告と相談をしましょう。実際に引き継ぐ業務はこれだけで良いのか、他に漏れがないのかなどを上司からの客観的な目線も交えて検討しましょう。そして特に問題なければ業務ごとに引き継ぎ相手を決定します。この引き継ぎ相手はあなたが推薦しても構いませんが、勝手に決めてはいけません。あくまでも上司にまずは相談し許可を取ってからにしてください。
またこうして引き継ぐべき仕事と引き継ぎを行う相手が決まったら、退職日までのスケジュールを見て引き継ぎのためのスケジュールを組みましょう。おそらくそれほど時間に余裕は無いでしょうし、社外の関係者に対して後任の人間と共に挨拶などに行く必要がある場合もあると思います。そうしたことも考えて、余裕のあるスケジュールを組んでください。

マニュアルや資料は一元管理

また引き継ぎに関しては担当者に業務を教えるだけではなく、資料にきちんと残しておきましょう。そして引き継ぎ用の資料を残す時のポイントなのですが、バラバラに保存せずに一元管理して目次もつけておきましょう。そうすれば後任の方や上司も引き継ぎについて後からでも確認しやすく、わからないことがあった時にもわざわざ問い合わせたりする必要が無くなります。

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引き継ぎの準備に関しては、独りよがりに進めてはいけません。上司にも誰にどの仕事を引き継がせようという構想があるかもしれませんので、まず自分なりに引き継ぐべき仕事をリストアップした上で上司に相談しましょう。また引き継ぎには意外と時間がかかりスケジュールに余裕が無くなる場合も考えられるので、退職日から逆算して計画的に行動するようにしてください。