円満退職のために報告は役職順に

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当サイトの管理人も介護の仕事を長く続けている人間です。そして介護の仕事を続ける中で様々な理由によって複数回の転職をしてきました。そうした経験から転職に対してはプラスの印象を持っていますが、転職を成功させキャリアを積み重ねて行く上で、いかに今の仕事を円満に退職することが重要であるのか深く実感しています。そのような思いからこのサイトを立ち上げました。ご意見ご要望などがありましたらこちらのメールフォームまでご連絡ください。

2016.4.2

報告は役職順に

礼儀にかなった報告を


まずは順番に注意

次に働く場所が決まれば、いよいよ円満退社に向けて今の職場に対して退職意思を伝えることとなります。なおその際には退職の意思を伝える順番に注意しましょう。辞める職場だからといって礼儀にかなっていないようなことをしてはいけません。人間どこでその後の付き合いや関係性が発生するかも分かりませんので、寧ろ最後だからこそなるべく印象良く過ごすことで良い関係を維持することが大切です。

就業規則に沿って役職順に報告

まず退職意思を職場に対して伝える際の基本ですが、就業規則にある期日は守りましょう。何かどうしてもやむを得ない事情がある場合もあるかもしれませんが、不義理はなるべくしてはいけません。就業規則に1ヶ月前までにとあるなら1ヶ月前までに、2ヶ月前までにとあるのであれば2ヶ月前までには退職の意思を伝えましょう。なお大半の会社の就業規則では1ヶ月前までに報告するよう求めています。
そして退職意思の伝え方ですが、これも就業規則に何かしらの規定があるのであればそれを守ってください。そうでない場合は、まず上司に対して挨拶をするのが基本になります。

上司への退職意思の伝え方

基本的に退職意思の報告はまず直属の上司に対して行います。会社を辞める理由が上司からのパワハラやセクハラにあるなどの特殊な事情の場合は上司にではなく人事部などに退職の意思を伝えれば良いのですが、一般的な理由での退職であれば上司にまず伝えましょう。その後は上司の方から関係各所や人事などに対しての連絡をしてくれることが多いです。
なお、上司に対して退職の意思を伝える場合、会社に対して不満があったのだとしてもそのことは黙っていましょう。最後に関係を悪くする必要はありません。また職場にかける迷惑を最小限にするために、退職意思の報告はなるべく早く行いましょう。また退職に当たって有給休暇の消化を希望する場合もあるでしょうが、その場合は引き継ぎのスケジュールについても上司と良く相談してください。

同僚や関係者への挨拶

上司に対して退職の意思を伝え、その許可が下りたら同僚や同期に対して退職の挨拶を行います。その際に2つ気をつけるポイントがあり、まず上司に話す前に退職のことを他の同僚に話すことは絶対にやめましょう。また上司から退職のことを他の人にも話して良いと言われるまではそのことについて話してもいけません。社内の混乱を避けるために、上司なりの計画や考えがある場合があります。また親しい同僚や同期だけでなく、仕事の引き継ぎなどの中で社内の関係部署や取引先に対しても退職することを伝え、きちんと挨拶を行いましょう。

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引き継ぎの準備に関しては、独りよがりに進めてはいけません。上司にも誰にどの仕事を引き継がせようという構想があるかもしれませんので、まず自分なりに引き継ぐべき仕事をリストアップした上で上司に相談しましょう。また引き継ぎには意外と時間がかかりスケジュールに余裕が無くなる場合も考えられるので、退職日から逆算して計画的に行動するようにしてください。