円満退職には第三者の意見の分析も大事

円満退職万歳
当サイトについて

当サイトの管理人も介護の仕事を長く続けている人間です。そして介護の仕事を続ける中で様々な理由によって複数回の転職をしてきました。そうした経験から転職に対してはプラスの印象を持っていますが、転職を成功させキャリアを積み重ねて行く上で、いかに今の仕事を円満に退職することが重要であるのか深く実感しています。そのような思いからこのサイトを立ち上げました。ご意見ご要望などがありましたらこちらのメールフォームまでご連絡ください。

2016.3.7

第三者の意見を分析

他人の声も取り入れよう


自己分析のやり直し

今の仕事に何かしらの不満があって退職する、そして転職などを通じて新しい人生を切り開こうという場合、きちんと自分自身についての自己分析をやり直しましょう。自己分析は今の仕事に就く時にも行ったかもしれませんが、それから時間も経っているので考え方や感じ方が変わっている可能性があります。また仕事を通して様々な経験をしたことで以前よりも深く自分について理解できるようにもなっているでしょう。
だからこそ退職のタイミングで自己分析をやり直すことで、本当に今の仕事を辞めるべきなのかや、辞めたとしてどのように人生を切り開いていくのかが見えてくるのです。

分析の基本は他人の声

さて自己分析の方法ですが一番良い方法は他人の声を聞いて客観的な自己分析を心がけることです。自己分析を行うべきテーマは自分がどうして今の仕事を辞めたいと感じているのかや本当に今の仕事は向いていないのか、あるいは次に進むべき進路についてですが、これらのことを自分の頭だけで考えようとしても主観によるバイアスがかかり上手くいきません。例えば退職をしたいと思う理由は自分の勘違いに原因がある可能性もありますし、自分で自分の強みや弱みを理解できていないこともあります。
こうした思い違いを正すためにも、他人の声を聞くことは大切なのです。

多くの家族や友人の声を聞く

では他人の声を自己分析に活かすとして誰にインタビューしてコメントを貰うかなのですが、これは家族や親しい友人に聞くと良いでしょう。それもなるべく複数の人物にインタビューすることが大切です。家族はあなたの普段の顔や幼いころからの軌跡を知っていますので、あなたの本質についてあなた以上に知っている部分があります。また親しい友人も仕事や家庭とは異なる切り口からあなたの姿を伝えてくれるでしょう。家族だと言いづらいことでも友人なら客観的にコメントをくれる場合があります。

自分史を書くのも効果的

そうして他人からのコメントを集めたら自己分析の仕上げとしてこれまでの自分史を書くのも良いでしょう。そして自分史を書く場合はなるべく当時のことを思い出し、客観的な出来事として何が起きたのかと当時自分はどう感じたのかという主観を併記していくことが大切です。そうして自分の歴史を振り返っていくと自分が昔から大事にしている価値観や得意なこと、逆に失敗しやすい出来事とその傾向がわかるかもしれません。また何か大きな出来事があって考え方や感じ方が変わったタイミングについても気づけるでしょう。
こうして自己理解が深まることで今の仕事を辞めるべきかどうかも分かりますし、今後選ぶべき進路についてもヒントを得られるのです。

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引き継ぎの準備に関しては、独りよがりに進めてはいけません。上司にも誰にどの仕事を引き継がせようという構想があるかもしれませんので、まず自分なりに引き継ぐべき仕事をリストアップした上で上司に相談しましょう。また引き継ぎには意外と時間がかかりスケジュールに余裕が無くなる場合も考えられるので、退職日から逆算して計画的に行動するようにしてください。